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カレーの成分で記憶力と注意力がガツンとアップするかもだ!みたいな実験

Turmeric

 

インド人が年を取っても脳が衰えないのはクルクミンのおかげ?

サプリ界で賛否の多い成分といえばクルクミン。カレースパイスのターメリックに含まれる抗酸化物質で、「薬効はない!」って意見があるいっぽうで、「アレルギーに効果的!」なんてデータも出てたりで、まだ科学的にも評価が定まってないんですな。

 

 

もっとも、クルクミンに高い抗酸化性能があるのは確実でして、個人的には「試してみてもいいのでは?」と思うサプリのひとつ。特に近年では良いデータも増えてまして、直近では「クルクミンで頭が良くなったよ!」なんて報告(1)も出ておりました。

 

 

これはUCALの実験で、50〜90歳の男女40人を対象にしたもの。いずれも普段から「なんだか記憶力が落ちてきて……」と実感してる人だけを選んだらしい。

 

 

なんでこんな実験をしたかというと、昔からインドでは高齢者の認知症が少なく、歳を取っても頭の機能が落ちにくい現象が確認されてたからであります。ご存じのとおり、インドでは日常的に大量のターメリックを取りますんで、「認知が落ちないのはクルクミンのおかげでは?」とか言われてきたんですよ。これは気になりますなぁ。

 



 

世界で初めての長期間のクルクミン研究

実験では全体を2つのグループに分けまして、

 

  1. 1日2回90mgのクルクミンを飲む
  2. 1日2回プラシーボ薬を飲む

 

って感じで18ヶ月ほど暮らしてもらったらしい。サンプル数はそこそこですが、ここまでの長期実験は初めてであります。実験デザインも良好ですし、なかなかよいデータじゃないでしょうか。

 

 

クルクミンで記憶力と注意力がアップ!

で、参加者には6ヶ月ごとに認知テストをしてもらったところ、

 

  • クルクミンを飲んだグループは、短期記憶、言語記憶、注意力がプラシーボより改善!
  • プラシーボグループは脳のアミロイドベータ(アルツハイマーの原因)が増えてたが、クルクミングループには増加が見られなかった
  • そのほかの脳のエリアには両グループで差がなかった

 

って結果だったそうな。全体的にはそこまで劇的な変化でもないものの、ハッキリした成果が出てますねー。

 

 

クルクミンで脳の炎症が治まったのが原因?

研究チームいわく、

 

今回の結果は、クルクミンが長い時間をかけて認知に良い影響を与えることを示した。

 

どのようにクルクミンが効果を及ぼしているのかは、まだはっきりとしていない。しかし、おそらく脳の炎症を抑える能力の高さが原因だろう。脳の炎症は、アルツハイマーや鬱病とも密接な関係がある。

 

とのこと。クルクミンに抗炎症作用があるのは間違いなく、こいつが効いてるんじゃないの?ってことですね。過去にも、クルクミンでアレルギー性鼻炎が改善した!とかメンタルが良くなった!みたいなデータはいろいろありますんで、非常にあり得る話ではないか、と。

 

 

脳に効くクルクミンはどれだ?問題

では、この実験でどんなクルクミンが使われたかというと、「セラクルミン」ってやつです。以前にも軽く紹介した通り、クルクミンの粒子を小さくした改良バージョンで、一般的なウコン系サプリよりも激しく吸収率が高いんですな。代表的な商品としては、ナチュラルファクター社の「クルクミンリッチ」なんかが有名どころ。

 

 

ただし、「クルクミンリッチ」がベストチョイスかというと難しいところで、過去のデータを見ると、CurcuWinっていう改良版クルクミンの方が吸収率は高いんですよね。具体的な商品としては「エクストラストレングス・ターメリック」なんかが有名どころ。

 

 

さらに言えば、過去に「鬱病に効いたよ!」って報告が出ている「スーパーバイオクルクミン」も候補としては捨てがたいところ。とにかく改良版のクルクミンってのは数が多くて、どれがいいのかを決めるのって難しいんですよね。

 

 

 

個人的には、まだクルクミンを手放しでオススメできる段階ではないかなーとは思うものの、十分にポテンシャルは持ったおもしろい成文だと感じております。どうぞよしなに。


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42才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。「パレオダイエットの教科書」と「服用危険」って本が発売中です。