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さりげない自慢 VS. ストレートな自慢。印象がいいのはどっち?

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SNSで「間接自慢」が流行中!なんてニュースがありましたが、そのへんの心理を調べた研究がタイミングよく出ておりました(1)。ちなみに「間接自慢」とは、SNSに投稿した写真の背景に、さりげなく彼氏の腕を写り込ませるようなテクニックを指すらしい。




で、これはハーバード大の実験で、302人の参加者を対象に「さりげない自慢」の効果を調べたもの。まずは、全員に対して以下の3パターンの人物を想像してもらったんですね。


  • 不満を言ってる人:「退屈で嫌になるなぁ」みたいな
  • 直球で自慢する人:「よくモデルに間違われるんだよね」みたいな
  • 間接自慢をする人:「モデルに間違わるのは本当にウンザリ」みたいな

そのあと、「どのタイプがもっとも印象がいいか?」のアンケートをとったところ、「不満を言ってる人」がダントツのトップ。続いて「直球自慢」の印象がよく、「間接自慢」は最下位だったそうな。


また別の実験では、201人の参加者を対象に、以下の2つのようなセリフを何種類か読んでもらったらしい。


  • 「いっつもナンパばっかされるんだよね〜」(直球自慢)
  • 「寝グセでボサボサ頭なのにナンパされちゃった。超恥ずかしい!」(間接自慢)

そのあとで全員に「どっちが魅力的ですか?」と尋ねたところ、つねに直球自慢のほうが勝ちをおさめたんだとか。


研究者いわく、


自己アピールのために「さりげない自慢を」使うのは避けたほうがいい。直球自慢と間接自慢のどちらかで迷ったときは、つねに前者を選ぶべきだ。少なくとも、そのほうが誠実に見える。

とのこと。どうしてもSNSなどでリア充アピールをしたくなったときには、ぜひご参考になさってください。まぁ、そもそも「フェイスブックでリア充アピールは止めたほうがいい」って研究もあるわけですが。


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