Loading...

糖尿病リスクを肉で予防する時代

Meat

 糖尿病は事前に防ぐしかない!
41才にもなると、周囲に糖尿病予備群がチラホラ増え始めるわけです。なんせいったん糖尿病になると治療は難しいんで、あらかじめ手を打っとくのが得策。


そのためにはカロリー制限と運動がベストなのは間違いないんですけど、近ごろ「高タンパク食が糖尿の予防になる!」って論文(1)が出てていい感じでした。


これはテネシー大学の実験で、糖尿病前症の男女24名を対象にしたもの。糖尿病前症ってのは、糖尿病ってほどじゃないんだけど血糖値が高い状態を指しております。


具体的には空腹時血糖が100〜125mgでHbA1cの数値が 5.7〜6.4%ぐらい。この状態になると、その後の10年で糖尿病を発症するのはほぼ確実というから恐ろしい話です。気になる方は健康診断の「糖代謝」の数値をご確認ください。



維持カロリーから500kcal減の食事と高タンパク食
で、この実験では、まずすべての参加者に、

  • 維持カロリー(体重のキープに必要なカロリー)から500〜700kcalほど引いた食事

を指示。そのうえで全員を2グループにわけたんですね。

  1. 高タンパク食:タンパク質30%、脂肪30%、炭水化物40%
  2. 高炭水化物食:タンパク質15%、脂肪30%、炭水化物55%

カロリーはそろえたうえで、三大栄養素のバランスだけを変えたわけですね。ちなみに、特に運動は指示しなかったとこのと。


高タンパク食で糖尿病前症が100%改善!
それで6カ月後の結果がどうだったかというと、

  • みんな体重が10〜11%ずつ減っていた
  • しかし、高タンパクグループは、なんと糖尿病前症が治っていた(HbA1cgが平均6から5.46に改善)
  • 高炭水化物グループは、HbA1cgが平均5.93から5.73に改善したが、まだ糖尿病前症の範囲内

みたいな感じ。高タンパクグループが驚きの改善ぶりをみせております。


研究者いわく、

今回の研究では、食事によって糖尿病前症が100%緩和した。これは初めてのことだ。

とのこと。高タンパクグループは、ついでにLDLコレステロールや体内の炎症も低下していたとのこと。かなり体が若返ってますな。


まとめ 
こういった違いが出る理由としましては、

  1. タンパク質のおかげで筋肉量が減りにくくなる
  2. 筋肉がインスリン抵抗性の改善に役立つ
  3. さらにタンパク質のほうが「食事誘発性熱産生」が大きい

 ってあたりがポイントになってる模様。結局、糖尿病の予防でもボディメイクの世界でも、高タンパク食+カロリー制限が基本みたいっすねぇ。健康診断で糖代謝がヤバかった方は、ぜひお試しください。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

ホーム item

mail magazine

パレオな男 メルマガ登録
メアド:
名前:

ABOUT

自分の写真

41才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。パレオダイエットの本を書きました。