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ハリオのコーヒーボトルで作った「水出しコーヒー」がやたら美味いという話

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近ごろ「ハリオ フィルターイン コーヒーボトル」を買いまして、水出しコーヒーをがぶ飲みしております。

 

 

その名のとおり水で抽出するコーヒーのことでして、

 

  • 抽出時間がやたら長い(8〜12時間ぐらい)
  • カフェインと酸味が少ないので味がマイルドになる

 

といった特徴を持っております。以前に熱海で飲んだ水出しコーヒーが異様に美味かったもので、自宅でもできないものかなーと思ってたら、どうも2,500円のフィルターボトルでも結構いけるとの話を聞きまして。

 

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ボトルはこんな感じ。650mlのガラスボトルにゴム製のキャップがついて、中に細かなメッシュのフィルターが入っております。シンプルですね。



 

 

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使い方は、なかのフィルターにコーヒーの粉を35〜55gほど入れてフタをするだけ。

 

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あとはボトルに水を入れて冷蔵庫で8時間ぐらい放置。

 

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翌朝にはご覧のとおりであります。

 

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で、肝心のお味ですが、まぁ飲みやすいこと。雑味がほとんどないので、ほんのりとした甘みすら感じるレベルですね。香りもガッツリと残ってるし。こりゃいいわ。

 

 

ちなみに健康面の話で言うと、水出しコーヒーとお湯出しコーヒーの違いを調べたデータはゼロであります。が、とりあえずの推測でいうと、

 

  • 酸が少ないので、コーヒーで胃酸が上がっちゃうような人にはいいかも
  • ただしクロロゲン酸が少ないぶん、水出しコーヒーのほうが抗酸化力は減ってるはず

 

といったところじゃないでしょうか。健康飲料としてコーヒーを飲むなら、お湯でドリップしたほうが効果は高いかもしれませんねー。

 

 

 ただ個人的には、水出しだとカフェインの量がマイルドなんで、普通のコーヒーより覚醒作用がゆっくりしているのがメリットかなー、と。じっくりとカフェインが効いていくんで、コーヒーを飲み過ぎた時に特有の焦燥感が少ないんですよね。その点で、わたしのようにカフェイン感受性が高めな人間には向いているかと思います。

 

 

 そんなわけで、酸味が苦手な方や、カフェインに弱めな方には水出しコーヒーがオススメ。もっと高めのドリップポットを買っちゃおうかしら…。

 


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。