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科学的に信頼のおける「性格テスト」まとめ

Bigfive

 

気がつけば「性格テスト」に関する記事がだいぶたまったんで、ちょっとまとめてみることに。まずは自分の性格を知ったうえで、無理せず努力するのが幸せの道。どの方法も、それなりに科学的な裏付けがありますんで、よろしくご活用くだされば幸いです。

  



 

ビッグファイブ

まずは、なにはともあれビッグファイブから。人間のパーソナリティを5つのタイプにわけた、いまのところ最も精度が高いと言われる性格テストであります。近ごろの心理学では、なかでも「誠実性」に注目が集まってまして、この数値が高いほど社会で成功する可能性が高く体型も太りにくく病気にかかりにくいうえに、配偶者の出世率も高くなるんだとか。

 

 

自分のビッグファイブを知りたい方は、以下のエントリからどうぞ。

 

 

 

VIA-ISテスト

「ポジティブ心理学の挑戦」で有名なマーティン・セリグマン博士が開発したテストで、自分のパーソナリティをもとに特異な分野を教えてくれます。わたしが試してみたところ、向学心や寛容さは高いものの忍耐力や勇敢さが足りないとの結果でして、我ながら当たってるなーとか思ったりしました。

 

 

 

SM尺度

SMはセルフモニタリングの略で、要は「空気を読めるかどうか?」を判断するテスト。この数字が高いほど他人の心を読んだり、相手に自分をよく見せたりする能力にたけております。統計的にもかなり精度が高いことがわかってまして、自分をより深く理解したい方は、以下のエントリからどうぞ。

 

 

 

HSPテスト

ニューヨーク大のエレイン・アーロン博士が開発したテストで、自分が周囲の刺激に弱いかどうか?を判断するもの。HSPは「過剰に敏感な人たち(Highly Sensitive Person)」の略でして、内向性や社会不安の人に多い傾向らしい。テストを受けてみたところ、わたしもバッチリ高得点が出まして「やっぱりかー」って感じでした。

 

 

 

ナルシスト診断 

オハイオ州立大学が開発した、ナルシストを一発で見抜くためのテスト。「あなたはナルシストですか?」と尋ねるだけの超お手軽な診断法なんですが、大規模なテストと同じぐらいの精度でナルシスト度を測れるそうな。飲み会なんかで試してみても盛り上がりそう。

 

 

 

スーパータスカー診断

性格テストとは少し違うんですが、 その人の認知機能の高さを計測できるのが「スーパータスカー診断」であります。ユタ大学の研究によれば、全人口の2%だけ“スーパータスカー”と呼ばれる人種が存在しており、どんなにマルチタスクを行っても集中力がまったく途切れない能力を持っているんだとか。

 

 

 

その他の手軽な性格テスト

精度が高いと思われる性格テストは以上ですが、他にもいくつか面白いパーソナリティ研究があるので並べておきます。正直、精度の高さはよくわからんのですが、統計的にはこんな傾向も出てますよってことで。

 

 

 

まとめ

そんなわけで、当ブログで紹介してきた性格テストのまとめでした。個人的には、ビッグファイブとVIA-ISテストをおさえておけば、ひとまずはOKかと思います。で、興味とお金がある方は、ストレングスファインダーを試してみるのも面白いのではないかと。

 


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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