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瞑想の時間がないあなたに送る「マイクロ・メディテーション」のススメ


ここんとこ、海外のビジネス系サイトでよく見かけるのが「マイクロ・メディテーション」ってフレーズです。



瞑想にいろんな良い効果があるのはいまや常識。当ブログでも、瞑想をするとストレスがガッツリ消えたり性格が親切になったり脳の機能がアップしたり、意思力が上がったりカリスマ性がアップしたり、勉強ができるようになったりダイエットに役立ったり料理が上手くなったりと、さまざまな効果について書いてきました。


が、ここで一番よく聞くのが「時間がない!」って問題。ただでさえ忙しいのに、30分も黙って座ってらんないよ、と。


そんなわけで出てきたのが「マイクロ・メディテーション」の考え方で、要は「1〜3分の瞑想を小分けにして何度もやろう!」というもの。ちょっとした待ち時間なんかに、1分だけ呼吸に意識を向ける作業をくり返すわけですね。もちろん、集中力がそれたときとか、不安や焦りを感じたときに行うだけでも大丈夫。


そんなんで効果あるの?とか思っちゃいますが、実際にGoogleが行っているマインドフルネス瞑想でも2分の瞑想を推奨していて、ちゃんとした実績をあげている模様。タイ・スカトー寺副住職のプラユキ・ナラテボー氏も、「短時間でもやればやっただけ効果がある」とおっしゃってましたしね。


また、「マイクロ・メディテーション」では、集中の対象を呼吸だけに限定しなくてもOK。会議中に気がそれたときは話し手の声だけに意識を向けたり、PC作業中にべつのことを考え始めたらキーボードをたたく指の感触を確かめるだけでも、じゅうぶんに立派な瞑想になるみたい。


もちろん、いずれはまとまった時間を瞑想に使えるようになるのが一番ではありますが、慣れないうちは「マイクロ・メディテーション」を意識して、集中力をきたえていくのも手かなと思います。これは、わたしも実践していきたいところ。



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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。