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脳をダマして3秒で食欲を抑える超簡単な方法


当ブログでは、過去に何度か「食べ過ぎ対策」について書いてきましたが、タフツ大学のダイエット専門家であるスーザン・ロバーツが提唱する方法がおもしろいです。


スーザンさんがオススメする「食べ過ぎ対策」とは、

オデコを軽くたたく

というもの。5本指を軽く広げて1秒間隔でオデコをトントンとたたき続ければOKで、その際、指がオデコに当たる感覚に意識を集中させるのがコツらしい。


そんなもんで効くの?って感じですが、これはオーストラリアの臨床医が開発したテクニックで、実際に肥満治療の現場でも効果をあげているんだとか。


その仕組みをザックリ説明しますと、たとえば「甘いものが食べたい!」と思っているとき、人間のワーキングメモリ(脳が一時的に情報を記憶する部分)は、その欲望でパンパンになっている状態なんですが。しかし、ワーキングメモリはとても容量が少ないので、単純な作業に意識を向けることで、「甘いものが食べたい!」って情報を追い出すことができるんだそうな。


ちなみに、どんなに「甘いものが食べたい!」と思っても、約20分ほど待てば人間の欲求は確実におさまるんだそうで、

  1. 食べたい気持ちがわいたらオデコをたたいて一時的に欲求をまぎわらせる
  2. 欲求の波がひいたスキをついて、水を飲んだりガムを噛んで、さらに食欲を散らす
  3. そのまま20分が過ぎるのを待つ

って感じで「オデコたたき」を使えばいいみたい。これは、ダマされたと思って試す価値がありそうですなぁ。


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photo credit: daniellehelm via photopin cc
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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。