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ストレングス・ファインダーで自分の「弱み」を把握してみた


日本では2001年に発売されて話題になった「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」って本がありまして。





自分が苦手なことに時間を使うのはムダだから、強みを伸ばしていこう!と主張する本で、ギャラップという調査会社が200万人のインタビューに基づいて、人間の強みを34に分類、「ストレングス・ファインダー」 という、自分の強みを特定するための心理テストを開発したんですな。


で、この本の表紙の裏側に書いてあるIDナンバーを使えば、ネット上でテストが受けられるというもの。



ただし、これまで本を買って受けられるテストでは自分の強みの「上位5つ」までしか教えてくれなかったんですが、近ごろ1位から34位までの強みの順位が全部わかる新しいサービスが始まったと聞いて、さっそくやってみることに。

Elevate your talents with the Clifton StrengthsFinder





左側の9.99ドルのやつは、いままと同じく上位5つの強みを判定するもの。本はいらないからテストだけ受けたい!って人はこれを選びましょう。


34個の強みの全順位を教えてくれるのは、右側の89ドルのほう。日本円で9,000円ちょい。なかなかのお値段ですが、「自分ができないことを知ってムダな努力を防ぐ」のも重要ですからねー。


で、私の「強み」の上位5つはこれでした。


  1. 内省:考えごとが好き
  2. 収集心:情報集めが好き
  3. 個別化:人間観察が好き
  4. 親密性:人を受け入れるのが好き
  5. 学習欲:勉強が好き

データを集めて考えるのが好きってことで、編集/ライター業についたのも必然な気がしてきますな。


一方で自分の「弱み」がこちら。


  1.  未来志向:ビジョンを抱く能力
  2.  戦略性:先を読む能力
  3.  指令性:言いたいことを言う能力
  4.  回復思考:問題解決が好き
  5.  アレンジ:解決策を模索する能力

なんか、すげー納得。自己啓発の本でよく言われる「具体的な夢を思い描け!」ってフレーズにまったくピンと来なかったのは、もともとその能力がないからだったのか。というか、未来のビジョンは描けないし先を読む能力もないしで、我ながらビジネスには向いてない体質みたい(笑)


にしても、これだけ弱みがわかると、「なんで自分には夢がないんだ…」とかムダに落ち込まなくてすみますな。もう未来のことを考えるのはあきらめて、強みを活かして今に生きようと思います。


ちなみに、「ストレングスファインダー」は以下の本を買っても受けられるんで、いまから買うならこっちかなーと思います。





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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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